よねぴうのひみつきち

きまぐれに日記とか絵とかニンジャとかサークルとか

展示が終わりました

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2月26〜28日まで開催されていたイラスト展示(告知記事はこちら)が無事に終了しました。ありがとうございました! 上の画像は撤収直前に壁に落書きしたものをぺたり。

見て下さった方と直接お話が出来たりしてありがたかったです。このような機会はとても貴重ですし、何より楽しかった。頑張った甲斐があったなあ。

今回の展示では「DEAR world」というタイトルで12枚のイラストを描き、短いキャプションを添えて展示しました。
せっかく描いたので、これから全4回ほどに分けて(蛇足になることは承知の上で)イラスト一枚一枚のタイトル、キャプションに書き切れなかったストーリーと設定、思い出話などをこのブロゴに書いていこうと思います。

 

DEAR world

「愛しい世界」という意味でこのタイトルを付けました。自分の中で温めた世界観をイラストに描いたことが由来です。

イラストは全て共通の世界観/設定で描かれているものです。一枚一枚にあるストーリー自体はそれぞれ独立していますが、登場人物同士の人間関係など、若干の関連性がある作品もあります。

では今回は、それぞれ違った趣味趣向を持つ四姉妹を描いた4枚を紹介します。

 

 『狩人』

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キサラギは海底から発掘された機械生命体のユエイと共に狩りに出る。
狂った機人兵の成れの果てを解体し、資源を採取するのだ。

キサラギ(右)は四姉妹の長女。妹達の他に、深海調査艇「サウザンド」によって海底からスリープモードで発見された機械生命体のユエイ(左)と共に暮らしている。(機械生命体とは機械でありながら命と心を持つ、謎の多い存在である)
この二人を含めた多くの人達が暮らす街は、周囲を砂漠と海に囲まれている。そこには前時代の負の遺産である機人兵が廃棄され、彷徨い、度々人を襲う。
機人兵には貴重な金属類や、今では入手の難しいエネルギー体が使用されている。危険な機人兵を破壊し、資源を回収することを生業としているのがこの二人なのだ。

 ・一番上らくがきの中央にでかでかと描いた一人と一機。個人的にかなり描きやすいです。全体的に青紫っぽい色味の絵が多いので、この絵は貴重な暖色系枠になってます。

 

『たからもの』

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四姉妹の次女コナユキ。太古に存在していたらしい、
大きな生物の顎がお気に入りだ。

コナユキは四姉妹の中でも享楽的で、毎日を気ままに楽しい事だけして過ごしている。この顎は、機械生命体のユエイと同じく海底から発見されたもの。断りも無くいきなり部屋に持ち帰った時は、壮絶な姉妹喧嘩が起こったそう。

・この絵には主に背景が違う別バージョンのものを今年の年賀状に使用したという裏話があります。それと、ツイッターに投稿したり名刺に使用したカニのイラストのキャラクターをほとんどそのまま使っているという話もあったりします。

 

『time machine』

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四姉妹の三女にして発明家のカナタが夢中になっているのは、
結晶エネルギーを利用したタイムマシンの開発だ。

四姉妹の中でも頭脳派のカナタ。機械いじりが大好きで、いつも海の生物をモチーフにしたロボットを作っている。海底から採れる『光結晶』のエネルギーを応用する研究を進めていて、最終的には生物をも転送可能なタイムマシンの完成を目指す。

・この絵は制作中色々あり……以前趣味で描いた一枚を、展示用にテイストを合わせてリメイクしたものになります。正直どちらが好みかは別れる所かなあと思っています。

 

『地図』 

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姉たちと離れ、外の世界を旅するサザナミ。
彼女の旅の目的は、この世界を記すことだ。

四姉妹の末っ子、サザナミ。カナタが作ってくれた特別仕様の装甲車に乗り込み、世界中を旅している。
故郷の街は広い砂漠と海に囲われていて、多くの人が街から外へ出ずに一生を終える。しかし、サザナミは外の世界を見てみたいと思った。 
いつか故郷に帰り、外の世界のことを姉達や街の人々に伝える日を楽しみにしている。

・これは上で言及したカニの絵の後に、ロブスt…エビの絵も描いた方がいいかなあと思っていたので描きました。このエビは一人乗りの車両になっています。

 

 以上、四姉妹を描いた4枚でした。
次回はまた別の絵を3〜4枚ほど紹介したいと思います。

 

猫揉みたい